「牛乳は吸収がよいからカルシウム摂取によい」ということのあやまり
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アロエ!〜その驚異のパワー〜@houbuntarouです。
前回の続きです。
まず、栄養関係の人たちが言っていることは、「牛乳は非常に吸収がよい」ということです。
これは、どういうことを意味しているのでしょうか?
もしほんとうに牛乳を飲むと腸からカルシウムがよく吸収されるとすれば、血中のカルシウム濃度は高くなります。
しかし、人間の血液中のカルシウム濃度は一定で、決まっています。
ところが牛乳を飲んだあと血中の濃度が急激に上がったとすれば、いったい人間のからだの中でどうなるのでしょうか?
今度は、カルシウムはからだから急速に排泄されなければなりません。
牛乳のカルシウムは吸収がよいなどというのは、そこを考えていないのです。
牛乳をコップ一杯飲んだからといって、カルシウム量が一気に増えてからだに悪いということはないかもしれませんが、いずれにしても、カルシウムの量が血中で一定以上になりますと、からだはそれに対して、拒絶反応を示します。
カルシウムの濃度が一定以上に高くなると、腎臓から急速に排出しようとします。
排出するとき、余剰のカルシウムだけを排出すればいいのですが、同時に、マグネシウムも亜鉛も鉄も他のミネラルもいっしょに排出してしまうのです。
アミノ酸やビタミン類だっていっしょに尿から排出されてしまいます。
牛乳には人間の母乳の4倍ものカルシウム、6倍ものリンが含まれているといわれています。
人間のお乳と牛乳で、どうしてそんな違いがあるのでしょうか?
それはそれぞれの発達過程と密接に関係があると思われます。人間は15年から20年かけて成長し、おとなになります。それに対して牛は1年から2年で一人前にならなくてはなりません。
それだけ早く成長させるために、牛の乳にはカルシウムやリンがたくさん入っているのです。
ゆっくり成長する人間のこどもにとって、余分な成分は必要ありません。
余分な成分が入っても、それによって消化不良になり、体外に捨てられるだけです。そのため肝臓や腎臓に負担がかかって、かえってからだをこわしてしまう原因にもなります。
今アメリカでは多くの小児科の医者は、こどもたちに低脂肪のスキムミルクでさえも一日コップ一杯以上は飲ませないほうがいいといっています。
アメリカは牛乳摂取の反省期になっていると思うのですが、牛乳をたくさん飲ませ、肉をたくさん食べさせて育ったような子供たちに肥満や動脈硬化が現れているのです。
食べ物の足りないところの子供たちに栄養をとらせるために牛乳を与えるのはいいかもしれませんが、食べ物が豊富にある国の子供たちに、他の豊富な動物蛋白とともに、牛乳がからだによいからとたくさん飲ませるのはまちがっています。
では、牛乳の何がいけないのでしょうか?そして、その理由は何でしょうか?
★参考文献★ 胃腸は語る(弘文堂:著者:新谷弘実)
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4.亜鉛を含む食品
5.鉄を含む食品
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